紀州御坊・森仁水産　『おとと屋』　日記　　　　　　（大将とゆかいな仲間たち）

今、ニュースＺＥＲＯで

キャンディーズの「スーちゃん」が残した肉声・全文が流されておりました。


3分余りの死期を悟った遺言を、病室から録音し夫に託したそうです。


それは、東日本大震災で被災された方への心配りから始まり、

あの世でその方たちの「お役に立ちたい」との言葉。

そして、周りの人への感謝の言葉。


病状で息苦しく、絞り出している肉声であるが、清く澄んでいること・・・


「人の役に立ちたい」


そのことが人間の最も尊い生き方なのだと、

胸を詰まらせて聞き入っておりました。



基本的に「有り難いなぁ～」と思っておりますが、

日常生活で目の前の事柄に一喜一憂し、

時として、不平不満の心模様になっている私。


「ちっぽけだなぁ・・・」と心深く思いました。



今朝、たまたま一年半前に買った本、

「宇宙につながると夢はかなう」浅見帆帆子・著

をパラパラ読み返していました。


そこで心に留まり、手帳の今日の日付のところに書きとめまていました。



「今の人生で人間としての時間は、一応限られている」



ニュースでの「スーちゃん」の肉声が、

一年半前の本を読み返し、

心に留まった言葉を書き写すことを引き起こした・・・


というのは、考え過ぎだろうか・・・



「スーちゃん」の最後の肉声が録音されたのが、3月29日。

私の誕生日です。


私は「スーちゃん」派だったのです。


心からご冥福をお祈りいたします。



今、出来ること・・・

「食卓に笑顔を創り出している」仕事に

幸せを感じます。



尊い生命を与えて頂いた

ご先祖様、おとうちゃん、おかあちゃん、心からありがとう。